大学法人の試験制度と実際に受けてみての感想

こんにちはー
LEC公務員合格者アドバイザー武藤です

早いもので、1月も後半となりました。本試験を明確に意識する
時期になってきましたね

地上国2レベルの公務員試験を目指している方のほとんどが、
まずは5月に行われる国立大学法人等職員試験を最初の目標にしていると思います。

先日、村井さんと話していたときに、

「国立大学法人の試験の流れがどうもわかりにくいね。2次試験って、大学によって採用方法が違うし、
そもそも機関訪問とかなに?ってみんな思っていると思う。」
・・・って言われたんですよ。

実際私が受けていても
試験の制度がいまいちよく分からないまま
機関訪問に行ったり面接に行ったりしていて、不安でいっぱいでした



そこで、今日は大学法人職員等試験について書こうと思います

私は一応、名古屋大学岐阜大学から内定をもらったので、
この2大学について体験したこともお伝えします



はい!ここでいきなり割り込みます、LEC公務員担当の村井です。
僕からはまず大学法人の基礎情報をお伝えします。

国立大学職員は、もともと文部科学省管轄の国家公務員でしたが、
平成16年に法人化されて文科省から切り離されました。
同様に、国立高等専門学校や研究機構などの大学共同利用機関も法人化され、
身分は「公務員」ではなくなりました。

それまでは普通に国家公務員2種試験を合格して、
官庁訪問を経ないとなれない職業だったんですね。
つまり、大学法人の職員さんは年代によって
国2で入った人と国立大学法人試験で入った人が混在しているわけです。

公務員ではないと言っても、
健康保険や年金などは国家公務員と同様の制度が適用となっています。
ただ、給料などの労働条件は大学ごとに独自に定めていますで、
一概に大学法人の給与はいくら!!とは言えません。

また、国立大学法人職員「等」試験といわれるように、
これは国立大学だけを対象にした試験ではなく、

・国立高等専門学校(この辺だと岐阜高専とか豊田高専とか)
・大学共同利用機関法人(この辺だと核融合科学研究所とか)
・国立青少年教育振興機構(この辺だと乗鞍青少年交流の家とか)

といった機関の試験も含めています。
・・・と、いきなりですが、ここでひとつ用語の解説。

今僕は「機関」と言いましたが、
1次試験を受けて、その後大学などの説明会に訪問することを、
”機関訪問”と呼びます。
”大学訪問”と呼ばないのは、この試験が先述のように、
国立大学だけを対象とした試験ではないからなんですね。

・・・さて、1次試験ですが、教養択一試験のみです。
専門科目や、論文もありません。シンプルです。
実はその後の展開が全然シンプルじゃないんですが、
それは武藤さんに譲ります。

機関訪問の詳細についても、武藤さんに譲りますね。
 
村井からは以上です。



さて、ここからは再び武藤の登場です




まず、2010年度は
5月16日に一次試験がありました
例年5月中旬の日曜日に行われているようです

国立大学法人の一次試験は教養のみで受けられます
(“事務”区分だけです 技術職は専門科目の試験もあるのでご注意を)


6月29日に1次試験合格発表がホームページと郵送でありました
この1次合格発表前後に
先ほど村井さんが書いていた

「機関訪問」

が行われるのです

機関訪問とは、各大学や高専、機構で行われる
説明会だと思っていただければOKです
各大学などで、どのような業務を行うか、どんな人を求めているのか
などといった説明や、若手職員から話を聞ける機会があったりなど、
仕事内容が詳しく教えてもらえる数少ない機会です

じつは、機関訪問に行かないと面接が受けられない
というわけではありません。
機関訪問の有無は合否にはまったく関係ないんです。

でも、訪問することで良い志望動機が思いつくかもしれませんし、
面接で「機関訪問に来た?どうだった?
と聞かれることもあります

また、大学法人に興味がない人も
機関訪問に行ってみたら
大学法人って面白そう
と思うこともあります
(実際に武藤は機関訪問に行ったことで名古屋大学に惹かれ始めました)


行こうかなー
どうしようかなー


と悩んだら
とりあえず行ってみましょう


この「機関訪問」をいつ行うかは
機関によって異なりますが 、
東海・北陸地方だと、一次合格発表後が多いです
(ちなみに2010年度は岐阜大学は合格発表2日後、名古屋大学は合格発表1日後でした)

ただ、名古屋工業大学などのように1次合格発表前に
機関訪問を行うところもあるので気をつけなければなりません
また、機関によっては訪問するのに予約が必要な場合がありますので、
各機関のホームページで確認が必要です

機関訪問・面接の日時や申し込み方法も全て
ホームページに掲載されるので
一次合格前後の時期には、
受験する可能性があるところのホームページをこまめにチェックしてくださいね


機関訪問の後は面接です
私が受けた岐阜大学と名古屋大学を例に、
採用までの流れを簡単に説明したいと思います


岐阜大学

6/29  一次合格発表
 一次合格発表確認後、すぐに岐阜大学に電話して
機関訪問と面接の予約をしました
(機関訪問は2日間、面接は1週間設けられていて、好きな日時を選べますが、
あまり遅いと希望の日時が選べなくなるのでお早めに)



7/1  機関訪問
 始めに全体で話を聞いたあと、若手職員への質疑応答タイム
一応予約が必要ですが、出欠を確認した後は
誰がどんな質問をしたなどは
特にチェックされていなかったと思います



7/9 11:20~ 面接①
 9:00集合で、9:30までに面接カードを書くように言われました
メモなどを見てもOKでした
ただ、9:30に書き終わってない人は書き終わるまで待ってもらっていました
このときに、事前に書いてくるように言われていた履歴書を提出しました
(履歴書は市販のものなら何でも良いみたいです)

面接は受験生1:面接官2で約20分かかりました
質問内容は
志望動機、自己PR、卒論について、
アルバイト経験など
面接官がすごく優しくて、
面接というよりはおしゃべりのようでした



7/9 一次面接合格の連絡
夕方ごろ、電話がかかってきて、
次の面接のお誘いがありました
二次面接は7/26~28の中から選択できました




7/26 10:00集合 
 面接②
2回目は面接カードは書きませんでした
面接は受験生1:面接官4で約20分でした
一次面接の際に提出した履歴書と面接カードに基づいて
質問されました

内容は
本当にうちに来るつもりなのか
サークルの中での自分の役割
やりたい仕事(2つ)
病院事務になってもいいか
などなど

一昨年のアドバイザーが
「岐阜大学の二次面接は圧迫で辛かった」と言っていたので
ビクビクしながら行きましたが、
全然そんなことなかったです



8/19 二次面接合格の連絡
お昼過ぎに電話で内々定をいただきました
後日書面にして郵送するので
少し待っていてくださいと言われました



8/25 採用辞退の電話
名古屋大学からも採用の通知をいただき、
大学法人の内々定を2つキープしていて良いのかと悩み、
岐阜大学を辞退することに決めました
怒られるかと思っていましたが、
他のところでも頑張ってください
と言っていただけました

ちなみにこの日の午後、岐阜大学から
内定式のお知らせの通知が来ました(郵送で) 




名古屋大学

6/30 機関訪問
予約不要でした。名前をチェックされることもなかったです
ものすごくたくさんの人がいました 入退場自由でした
前半は全体説明、後半は仕事の種類ごとに5~6個のブース(財務・国際協力・学務など)に分かれて
詳しい仕事の内容を聞いたり、
質問が出来るようになっていました
そのようなブース以外にも
若手職員に質問が出来るところがあったり
名古屋大学の歴史を知れるビデオが見れるなど、
すごく充実していて、楽しかったです



7/1 面接予約の電話
電話が全くつながらなくて大変でした
電話をかけ始めてつながるまでに45分近くかかりました・・・
電話では面接の日時を言い渡されました
(岐阜大学とは異なり、自分で選択することができませんでした)



7/8 10:30集合
面接①
着いてしばらくすると、面接カードが配られ、20分で書くように言われました
20分たつと、書きかけでも回収されてしまうので
急いで書かなければなりません
私はLECで名大の面接カードでどんなことを書かされるかを
教えてもらっていて準備していったので、
メモを写しているだけでしたが、それでも15分以上かかりました

面接は受験生10:面接官3の集団面接で、時間は約30分でした
ひとりあたり3分しかないので、質問は3つだけでした
・志望動機
・自己PR
・学生から見て、大学職員ってどんなイメージ?
(最後の質問は人によって違いました。他の人は、
どうして教育学部なのに教師にならないの?
サークルについて など)
時間が短いので、答えたことに突っ込まれることはなかったです
あっさりでした



7/18 11:00 一次面接合格発表
名古屋大学のホームページで合格者の受験番号が掲載されていました
合格を確認してから大学に電話すると、次の面接の日時を言われました
(このときも自分で好きな日時を決めることは出来ませんでした)



8/4 面接② 10:35集合 11:15~11:35面接
受験生1:面接官3の個別面接でした
若干圧迫面接でした
TOEICを受けてないことを言ったら、
面接官の反応が最悪でした



8/21 二次面接合格のお知らせ
郵送できました



9月初旬 辞退の電話
辞退の理由は聞かれましたが、怒られることはなかったです


こんな感じでした

今回は国立大学法人試験の大まかな流れということで
一次試験から採用までのだいたいの流れを
書いてみました

上でも書いたように、
国立大学法人等採用試験は
一次試験はいわゆる統一テストで、機関に関わらず全く同じ試験です。
(一次試験の時点ではどこの機関を受けるかを決めてなくてもいいんです)

しかし!1次試験以降の採用までの流れは機関によって
大きく異なります
他の試験よりも流れが複雑で分かりにくいと思いますが、

今回の記事で
少しでも不安が解消されたら嬉しいです



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